こんにちは。
ろーれる(@Laurel_DKO0930)です。
雑記ブログを始めて約4ヶ月。
先日めでたく公開50記事に達しました。
その後1記事を非公開にしたのでこの記事が改めて50記事目ということになります。
最初の節目を突破し、さらに上を目指そうと思っていたところ、ブログの死刑宣告を受けました。
宣告を受けて自分なりに考えたことや今後の方針を記事にまとめました。
自分と同じ雑記ブログビギナーやこれから雑記ブログを始めたいと思っている人の参考になれば良いなと思います。
- なかじさんのYoutubeをみて、初心者が雑記ブログを書くことの無理ゲー感を実感
- 実際に50記事を書いてみての反省。専門性がブログの足かせになることもある
- 雑記か?特化か?ブログへの向き合い方
雑記ブログへの「死刑宣告」:なかじさんのYoutube動画
初心者雑記ブログへの死刑宣告というのはこの2つのYoutube動画です。
動画主は私がお世話になっているブログサロン【ABCオンライン】の主催者・なかじさんです。
ブログ初心者には本当にためになる動画です。
ぜひご視聴ください。
ものすごく簡単に2つの動画の要点を抜粋します。
- 低品質の記事数を増やしてもSEOでは評価されない(=PV数は伸びない)。初心者が管理・メンテナンスできる記事数は50記事以下
- 雑記ブログで5ジャンル×20記事=100記事書いても、SEOでは特化ブログ20記事以下の評価。特化ブログと比べると労力は5倍以上だけどやりとげる自信ある?
ひたすら記事数を増やすことは意味がないどころかマイナスであり、雑記ブログで100記事書いてみても特化ブログの5分の1以下の実績しか生み出せないということですね。
インフルエンサーの言うことを疑問もなく真に受けてしまうのは問題がありますが、このなかじさんの意見については本当にそうだなぁと思ってしまいました。
この動画は、自分のように雑記ブログを始めたばかりの人やこれから雑記ブログを始めようと思っている人にはセカンドインパクト並の衝撃でしょう。
記事数を増やすことだけにこだわるのはナンセンス

「記事数をどんどん重ねていけば結果がついてくる」という意見には、自分も以前から疑問を感じていました。
映画や小説の面白さは上映時間やページ数で決まるものではありません。
なかじさんの「50ページの面白くない本を500ページにしたら売れるのか」という例えは、すごいしっくり来るんですよね。
もちろん網羅性が要求される辞書的な役割のブログが、記事数をどんどん重ねていかなければならないのは理解できます。
でも雑記ブログはそういうジャンルではありません。
サイト構成をしっかり考えて渾身の50記事で運営されているブログに比べると、同じ50記事でも自分のブログの品質が劣るのは当然ですね…。
雑記ブログの成功体験は過去の話
「雑記ブログ 稼げる」「雑記ブログ PV」といったキーワードで検索してみると、「雑記ブログでも全然稼げるよ。実際俺は稼いでるし」という武勇伝がたくさん出てきます。
先輩雑記ブロガーさんたちは、自分が実際に成功してきた体験談を語ってくれています。
その成功した手法のほとんどが3〜5ジャンルくらいで記事を積み重ねていき、伸びたジャンルをさらに伸ばしていく、ということです。
なかじさんも雑記ブログを成功させるにはこの方法が望ましいとおっしゃっています。
でも現在のSEOでは、このベストな方法でも雑記ブログはかなり無理ゲーになっていると指摘されています。
なかじさんによると、現在のSEOでは雑記ブログで5ジャンル×20記事=100記事書いたとしても、特化ブログ20記事以下の評価しかされません。
つまり数年前の雑記ブログの成功体験は再現性がかなり低くなっていると問題提起されているんですよね。
それに50記事の厳選コンテンツで勝負するという考え方と、特化ブログの何倍もの記事を書かないと評価されない雑記ブログとは、明らかに食い合わせが悪いです。
初心者が管理できる記事数はせいぜい50記事だけど、雑記ブログで結果を出すには50記事なんかじゃ全然足りない。
これってもう初心者雑記ブロガーへの死刑宣告と言ってもいいのではないかと…。

自分のブログについてもう一度考えてみる
4ヶ月で50記事という自分のブログの状況やPV数を見ると、なかじさんのご意見を否定できる材料は皆無です。
自分のブログの状況
- 開設4ヶ月で50記事には到達
- ジャンルはバラバラ。書きたいジャンルについて書くだけで、明確な目標はない(サイト設計?何それみたいな)
- PV数は限りなく0に近い
「ブログ開設後半年したらPV数はグッと伸びる」とよく言われていますが、このままであと2ヶ月続けても月間のPV数が4桁に届くことは無いのでは?と思います。
それでも雑記ブログを書く意味
なかじさんの【死刑宣告】は、あくまでも初心者が稼ぎたいなら雑記ブログはおすすめしないという内容でした。
趣味や自己啓発のために雑記ブログを書くことは否定していません。
カリスマブロガーのクロネさんは、「趣味ブログ」というジャンルを提唱されています。
お金を稼ぐ以外にもいろんな得るものがあると思うので、趣味ブログはじめませんか(‘ω’)ノhttps://t.co/bAxaY1Lxao
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) September 3, 2019
ブログを始めてみると、今まで知らなかった世界を勉強できたり、多くの人たちと交流を持てたり、勉強になることが本当に多いです。
ウェブの知識なんか全く無い状態から、時間とお金を使ってブログを立ち上げてとにかく50記事を書いてみたという経験だけでも、自分にとっては有意義な経験でした。
お金以外にもブログを発信し続ける意味はあるんだ、というクロネさんの意見にはすごく共感できるんですよね。
クロネさんは超勝ち組ブロガーなんで、そんな余裕なことが言えるっていう意見もあるとは思いますけど。
ブログを書く動機については、40記事書いたときの振り返りでも似たようなことを書きました。

「雑記ブログは稼げないよ」と言われても書くこと自体が勉強になって楽しいので、止めたいとは思えないんです。
とは言いつつも、時間と労力をかけて書いた文章が誰にも読んでもらえないというのはやっぱり恐怖でしかありません。
お金はともかくPV数が伸びないのはかなりツライだろうなあと。
雑記ブログを止めたくはないけど書くのもツライという状況に陥りつつあるのが、一番大きな悩みです。
稼げなくてもブログを書くこと自体に意味はある。でも誰にも読まれないのはツライ。
映画会社に勤めているから【映画ブログ】というのは甘かった

雑記ブログを続けるにしても、軌道修正が必要だと実感しています。
タイトルにも「映画」と入っているように、このブログを立ち上げたときは映画を軸とした雑記ブログを運営していくつもりでした。
職業柄詳しいことをネタにしたほうが長く続くかなと思ったからです。
でも現時点では、あまり映画のネタは書けていません。
ブログの大きな反省点の一つが、この軸がブレにブレてしまったことだと考えています。
その結果、50という記事数の割りにカテゴリーだけは馬鹿みたいに多いという、一番やっては行けない方向に進んでいるのではと反省しています。
この軸に注力できなかったのは、専門性が邪魔をしたことも大きな原因でした。
映画ブログに掲載している写真の権利について

人気上位の映画ブログを見ると、映画の写真などを掲載しているブログが多いですよね。
こういうブログは映画の内容もイメージできますし、記事としてのクオリティも上がると思います。
そしてとにかくオシャレです。
ただしそれは法的にOKな行為なのかどうか?という問題があります。
この問題を扱っているブログもいくつか拝見しました。
「引用という形でスチール写真を載せるのは著作権的にはグレー。ただし俳優の肖像権は別問題」という結論でした。
「法的にグレー」とはどういう意味?という疑問については、黄色信号や法定速度をイメージするのがわかりやすいと思います。
黄色信号は「止まれ」です。
「注意して進め」ではありません。
法定速度40km/hの道路で出していいスピードは40km/hです。
41km/hは道交法に違反します。
でも黄色信号で進入して違反切符を切られた経験がある人は少ないと思います。
時速1km/hオーバーで摘発された人なんてまずいないでしょう。
つまり法的には違法でも、実際にペナルティを受けたり裁判に訴えられたりするのは別次元の話ということです。
映画ブログについて「グレー」と言われているのはこれと似た話で、違法ではあるけど常識的に法的な争いになることは無い範囲の行為という意味でしょう。
これと同じような話で職場の人から
- ご当地ヒーローは『戦隊シリーズ』の著作権を侵害しているケースが多い
- でも法的に訴えるのはいろいろとコスパが悪いしそんな余裕もないので、悪質なものでない限りは黙認している
という話を聞いたことがあります。
警察官が黄信号や法定速度を厳密に守るのと同じように、私も立場上守らなければならないルールがあるんですよね。
一般的にはグレーなことでも、自分にとっては真っ黒クロスケだったりするのです。
と探してみたところ、Youtubeにアップされている公式の映画予告はセーフらしいとわかりました。
これをブログに埋め込む形だったら著作権や肖像権はクリアできそうだったのです。
しかしここでは、JASRACという裏ボスが登場してくるというウワサが。
音楽を使っていない映画の予告なんてまずありませんからね…。
どうにかして本篇の映像を使おうとするならば、公式アカウントのTwitterを埋め込むくらいしかできなさそうなのです。
当然ながら旧作映画は、ツイッターのアカウントなんてありません。
映画のネタバレや批判的な切り口について
ネタバレや批判一辺倒の記事を書くのもNGだと認識しています。
でも映画のタイトルを検索してまで他人のブログを読みたがる人が求めているのは、
- 観賞して分かりづらかったところのネタバレ解説
- (自分には)面白くなかったのに何故かヒットしている映画の批判
ではないかと思います。
ネタバレと批判のみの記事は、心情的にも立場的にもなかなか書きづらいんですよね…。
ポジショントークでしかありませんが。
専門性が足かせになって記事が書けないこともある。
ブログのサイト設計が不十分だった

とグダグダ書いてきましたが、ブログを書かない言い訳を探しているだけかもしれません。
いずれにしても迷走しているのは、ブログのサイト設計をきちんとしないまま走り出したことが原因だと思います。
「雑記」=「好きなジャンルを書いていい」と解釈してしまったんでしょうね。
続けるにしても、もう一度ブログの設計を考え直す必要があると強く感じています。
やっぱり読者ファーストでなければ、広く読まれるブログ・記事にはなりません。
今後の方針とまとめ
なかじさんの動画は、4ヶ月目にして早くも袋小路に入ったブログ運営を、今後どうしていくかきちんと考え直すきっかけになりました。
雑記ブログをやめる?
難しい道とは知りつつも、雑記ブログは続けていきたいと思っています。
しかし今のやり方では、そう遠くない未来に行き詰まってしまうのは確実でしょう。
もっとブログのコンセプトを検討し、修正する必要があります。
記事数を増やすためだけに無理やりネタを引っ張ってくる、というスタンスは改めたいと思います。
特化ブログを計画中
初心者の複数ブログ運営はNGと言われますが、新しく特化ブログを立ち上げたいと考えています。
すでに先達が刈り取り尽くしている感はあるものの、自分の社会的な立場も気にせずに渾身の記事を50くらいは書けそうなジャンルが一つだけありました。
雑記ブログは細々と続けながら、新ブログの立ち上げに集中しようと思います。
現在は先輩のブログを研究したり、Xmindでサイト構成を練り上げている状況です。
考えれば考えるほどオワコンすぎるジャンルなんですが、記事を書くのはとても楽しめそうでして…。
うまくブログが立ち上がったら、こちらのブログと相互リンクを貼りたいですね。
まとめ

この4ヶ月いろいろと試行錯誤してみて、うまくいかないことはたくさんありました。
数千文字書いた後で、消したり非公開にした記事もそこそこあります。
結果的に無駄な作業はとても多かったです。
でも自分で考えて行動した経験は、無駄にはなっていないと思います。
「需要のあるジャンルを選び、サイト設計をしっかり考えた上で、良質な記事を書いていく」
口にするのは簡単なことなのですが、最初から実践できる人はごくごく少数でしょう。
ほとんどの人がトライ&エラーで少しずつ進んでいくのだと思います。
そしてインフルエンサーが何を言ったからといって、盲目的に従う必要はありません。
自分が正しいと思ったこと、やりたいことをとりあえずやってみるということは、本当に価値があることです。
私の場合なかじさんの動画はかなり衝撃的で、ブログについて考え直すきっかけになりました。
それでも雑記ブログをやめてしまうのではなく、細々だとしても続けて行きたいと考えています。
- 初心者の雑記ブログは確かに厳しそう(実体験あり)
- ブログを書く意味をきちんと考える
- 失敗を検証して次の行動に活かす