こんにちは。
ろーれる(@Laurel_DKO0930)です。
今年の梅雨はなかなか明けませんでしたね…。
梅雨がまだまだ絶好調だった7月、我が家では浴室乾燥機が故障しました。
洗濯物はコインランドリーの乾燥機を使えば良かったのですが、お風呂が換気できなくなったのが本当に困りました。
浴室乾燥機の寿命はとっくに過ぎていたので、交換したほうがいいと前から思ってはいたのですが…。
焦ってしまったせいで業者の選定でも失敗してしまい、反省点が多いリフォームになりました。
失敗した経験をもとに、リフォームに際しての注意点を記事にまとめました。
リフォームを検討中の方に、少しでも参考にしていただければと思います。
- 古い換気扇や給湯器は壊れる前にリフォームするべき
- 面倒くさがらずに複数のリフォーム業者に依頼するべき
- 浴室換気扇リフォームの工期や予算について
- リフォームの進め方について
浴室乾燥機が故障してから交換が完了するまで
私が住んでいるマンションは築20年を超えています。
故障した浴室乾燥機は、マンションができたときから交換されておらず20年以上使われているものでした。


メーカーは【National】です。
雨がずっと続いていた日の朝、いつものように浴室に洗濯物を干して乾燥機のスイッチを入れました。
最初はしっかりと動いていましたが、気づいたら電源が切れていたのです。
ブレーカーを触っても電源が全く入らなくなりました。
浴室乾燥機の交換目安は10〜15年ほどなので、20数年もよく持ってくれたなと思います。
古過ぎて修理は無理だと思いましたので、迷わず交換することにしました。
しかし浴室乾燥機が故障してから交換が完了するまで1ヶ月も掛かってしまったのです。
【浴室乾燥機 故障〜交換までの時系列】
7月23日 故障発生→業者に連絡
7月25日 営業担当から折り返しの電話。現場確認のアポ
7月28日 現場確認。7月30日までに見積書作成の約束
7月31日 営業担当から電話連絡。再度の現場確認のアポ
8月1日 現場確認2回目。交換対象の機械が1個増える
8月5日 営業担当に見積書催促の電話
8月6日 見積書到着→在庫と工期の確認→発注
8月21日 交換工事(半日で完了)
梅雨どきに乾燥機が使えなかったのも痛かったですが、浴室の換気が全くできなくなったのが本当に困りました。
毎日入浴後は浴室内が湿気と熱気で大変でした。
旧型すぎて機種選定や交換方法でつまずく
我が家の浴室乾燥機(換気扇)はいわゆる【2室換気】と言われるタイプのものです。
通常の2室換気は浴室と洗面室の換気扇が連動しており、浴室の換気扇が親機となって排気を行います。

しかし我が家の換気扇は2室換気ではあるのですが、2つの換気扇以外に廊下の天井裏にある親機が排気を行うという、不思議なタイプの2室換気でした。


リフォーム業者によれば、パナソニックにはこのタイプの換気扇の後継機がありませんでした。
別のメーカーで探すため、機種の選定に時間がかかるとのこと…。
また最初の現地確認では【Aの浴室換気扇だけ交換】するという方針でしたが、【Cの親機も同時に交換】した方が良いのではないかということになり、もう一度現地確認が行われました。
Cも交換した方がいい理由
- Cも20年以上経過しているので、いつ壊れるかわからない
- そもそも故障の原因がCだった場合、Aを交換しても意味がない(Cが壊れるとAも動かなくなる)
- Bについては壊れた時点で後から直しても大きな問題ではない
リフォーム金額と交換工事
リフォームの見積金額は税抜き125,000円でした。
【リフォーム工事費の内訳】
換気扇2台の本体価格:74,000円 ①
工事の人件費:50,000円 ②
残材処分費:3,000円 ③
値引き:2,000円 ④
①+②+③−④=125,000円
ネットで調べたところ、本体価格は最安値から28,000円ほど高かったです。
見積で記載されていない諸経費(利益)は、本体価格と人件費に乗っていると思われます。
一応値段交渉はしましたが、これ以上の値引きは不可能とのこと。
見積をもらったその日に発注をかけましたが、盆休みを挟むこともあり、工事が行われたのはさらに2週間後でした。
交換工事は約4時間で終了。

前の換気扇よりサイズが大きく、浴室の天井パネルをカットするのに時間が掛かりました。
今回のリフォームで失敗したこと・学んだこと
壊れる前に交換するべきだった
一番大きな失敗は、壊れる前に交換しなかったことです。
浴室換気扇の交換目安は10〜15年ほどだそうです。
20年以上毎日使われてきた換気扇は、いつ壊れても不思議ではありませんでした。
そろそろ交換とは思っていたのですが、「まだ使える」でごまかし続けた結果、ある日突然壊れてしまいました。
テレビなどの家電とは違い、給湯器や換気扇は故障してしまうと毎日の生活に大きな支障がでます。
しかも家電とは違ってすぐに交換ができません。
給湯器は数年前に交換していましたが、浴室乾燥機は放置していました…。
それに壊れてから交換しようとすると、どうしても焦ってしまいます。
焦ってしまうと、金額的にも工法的にも他にベターな案があっても見落としがちになるでしょう。
じっくり考えてから工事を発注した方が、満足のいく仕上がりになるのは間違いないと思います。
- 毎日使うもの
- すぐに交換できないもの
2つの条件に当てはまるものは壊れる前に交換・リフォームするべき
(例:給湯器、浴室乾燥機、トイレなど)
→余裕をもって考えると、金額的にも工法的にも満足できるリフォームをすることができる
複数のリフォーム業者に依頼するべきだった
次に大きな失敗だったと思うのは、単独のリフォーム業者に依頼してしまったことです。
金額(相見積もり)だけではなく、業者への信頼感についても選択肢を増やすべきだったと思います。
先ほどの故障から交換までの時系列で赤字にしているところがありますが、担当者の対応は不満だらけでした。
- 見積書の提出期限を守らない
- 現地確認と工事提案がずさんで、再度の現地確認が必要になる
- 催促しないと再見積を送ってこない
- 納期や工期の説明は皆無。こちらが確認して初めてメーカーに在庫確認をするようなレベル
- 工期の一方的な指定
- 工事担当とのコミュニケーション不足。現場担当が工事当日に悩みながら作業をすることに。
- 工事前日・事後の確認連絡はまったく無し
こちらの話をちゃんと聞かないタイプの人で、連絡や確認も超テキトー。
在庫や工期の確認さえせずに見積提案をしてきたのには本当に呆れました。
という疑問がぬぐえません。
工期がここまで伸びたのも、初回の現地確認と交換工事の提案がずさんで1週間以上時間をロスしてしまったことに大きな理由がありますし…。
マンションの指定業者ということで、深く考えずに任せきりにしたのが間違いでした。
小規模マンションの小額工事ということで、熱心になれなかったのかもしれません。
どんなに焦っていたとしても、最低もう1社の業者にも依頼するべきだったと反省。
現場の職人さんは丁寧に仕事をしてくれたのですが、「もっと良い製品や工法があったのでは」と疑ってしまいます。
営業担当に不信感があると、工事がきちんとしていても不安が残りますね。
工期もこれだけ遅くなるんだったら、別の業者に競わせたほうが早く工事が完了したかもしれません。
【リフォーム一括見積もりサービス】を利用して、複数の業者に依頼をすれば良かったと後悔しています。
たとえばリショップナビでは、メール・電話で一括見積をすると最大5社のリフォーム業者を紹介してもらうことができます。

リショップナビには、厳しい審査基準をクリアした優良業者しか登録されていません。
またリフォーム工事で万が一事故が起きた場合は、「安心リフォーム制度」も用意されています。
とても便利・安心なサービスですので、リフォームの際には利用してみてください。
急いだり焦ったりしているときこそ、複数の業者に依頼するべき
- 金額だけではなく、工事内容や業者への信頼感という点についても選択肢を増やせる。
- 工期も競わせた方が早くなるかもしれない
- リフォーム一括見積もりサービスを利用するのも良いかも
リフォームの進め方
業者との連絡はメール・書面で
業者との打ち合わせ・連絡は、電話ではなく基本的にメールで行いましょう。
この業界に限ったことではありませんが、適当な担当者はどこにでもいます。
言った言わないで問題になるのは本当にくだらないので、打ち合わせの内容が双方に残る形で連絡するべきです。
電話ではわかりにくい説明についても、わかったフリをせずに「メールでもらえますか?」と依頼しましょう。
担当者自身が説明する内容を理解できていないということもあるかもしれません。
また「連絡が遅いな」と思ったら催促するようにしましょう。
忘れられていたり、かなり後回しにされていることもあります。
近隣住戸への挨拶はしっかりと
当たり前の話ですが、マンションにお住まいの方は管理組合への申請だけでなく、必ず近隣住戸(両隣上下)に工事の挨拶に行きましょう。
今回は短時間の工事でしたが、天井パネルをカットするときにはそれなりに大きい騒音がありました。
またマンション内を住民以外の人間が入ってくることに抵抗感がある人もいます。
普段はお付き合いが無い人も多いと思いますが、今後住みにくくなるのを避けるために面倒くさがらずにきちんと挨拶に伺いましょう。
- 業者とのやり取りは基本的にメールで。折り返しが遅い場合は催促する
- 近隣への挨拶は欠かさないように
まとめ
失敗に失敗を重ねてしまった換気扇のリフォーム工事でした。
お風呂で熱中症になる危険から解放されたのは嬉しいのですが…。
リフォームは余裕をもってじっくり進めるようにしましょう。
焦ってしまうと後悔することになるかもしれません。
- 壊れる前にリフォームする
- 必ず複数の業者に依頼する
- 業者とのやり取りはメールが良い
